昭和62年卒 笹田稔人 3年生編その2

3月23日、関東地方が記録的な大雪に見舞われた日に
高校生活の中で一番の事件が起こりました。
(内容は飲み会の時にでも聞いてください)
その事により、1本目の大半が練習参加も認められず
洛北遠征も残ったメンバーで戦い惨敗しました。

その後、破門も解け春季大会にはベストメンバーで
臨みましたが、関東一高にまさかの敗戦。
3年生は坊主にしてこいとのこと。
私はその試合はリザーブでした。試合に出ていないから
というのではないのですが、その指示に従うのが無性に
イヤになり、出した結論が「もういいや辞めちゃおう」

その日を境に、練習をサボり続けました。
サボり2日目から、同じクラスの部員達やFWメンバーから
学校内でも説得され、家にも電話で明日は練習出ようぜと
説得され、友達の家にいたらそこにも電話がくる始末。
うざったかったけど、すごく嬉しかったのを覚えています。
この頃から仲間というのを本当に意識しました。

復帰して間もなくして昼休みにラグビー部員が集められ、
そこで「キャプテンは笹田」と悪い冗談にしか聞こえない
お言葉をいただきました。

相当我の強い人間が集まった代でしたので、どう進めて
いけばよいかを考えていました。
プレー面でも3年のフロントローが私を含め4人いましたが
自己評価では4番目のプレーヤーでした。
目指したのは、「やれることを精一杯やる」ことでした。
それしかできないというのもあったんですが・・・・・

現役のキャプテン、またこれからキャプテンになる方
こんなキャプテンもいたんだと思って気後れせず
頑張って下さい。
「立場が人をつくる」という言葉がありますが、私は
その典型のような人間です。
また、キャプテンだけではなく、3年生も最上級生と
いう立場があるわけですから、それを意識して
日々を過ごしていただきたいと思います。

3年生は、年末年始まで高校ラグビーを続けられるか
否かを決する時期まで約半年です。
これを「まだ半年ある」と考えるか「もう半年しかない」と
考えるかでこれからの伸びがまるで違ってきます。
ロクボクをやっている時の時間はなかなか過ぎては
行きませんが、そういったこともやりたくてもやる必要が
なくなる時期があと半年で訪れるかもしれないという
現実をよく考えて下さい。

我々の代は、準々決勝で大東一高に敗れました。
卒業して20年以上経ちますが、いまだに夢に出てきます。
あそこでこうしてたらあのトライは防げたのでは?
あーしてたらトライを取れてたのでは?・・・・・・
どんなに力を出し切っても、負けたら悔いが残ります。
そうならないために、一日一日自分自身を練習で
追い込んで下さい。
やってもやってもやり尽くすことはありません。
我々はどんなに権力があっても、体力があっても、
現役の後輩たちに自分の姿を重ね合わせて見る
ことしかできません。
どうか、今勝負できる場所にいることを幸せに感じて
もっと強くなれる可能性にワクワクしながら毎日を
頑張って下さい。応援してます。